第18回 チョウ類の保全を考える集い

 チョウおよび生物多様性の保全を考えるイベント
「チョウ類の保全を考える集い」を、昨年に引き続き、オンラインで開催いたします。

 参加には、事前登録が必要です。LinkIcon事前登録はこちら

 定員は450名で、どなたでもご参加ができます。
 先着順となりますので、ご参加をご希望の方は、ぜひお早目にお申込みください。

 インターネットに接続されたパソコンのほか、スマートフォンやタブレットで
ご参加いただけます。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2022年2月5日(土) 13:00~17:30

オンライン開催:Zoomウェビナーを利用

プログラム

12:30~     Zoomウェビナーのシステムへ入室可能

13:00~13:10  開会のあいさつ、ほか

13:10~15:00  日本の自然保護のこれからを考える
       「日本の自然保護のこれまでと展望」  
        横山 隆一氏(日本自然保護協会参与)
       「オオタカ・サシバから自然保護を考える」 
        遠藤 孝一氏(日本野鳥の会理事長・オオタカ保護基金代表)

15:00~15:20  休憩 20分

15:20~16:30  チョウのモニタリングの展開
        「愛媛県におけるチョウのモニタリング調査から明らかとなっ
         たチョウの変化」 
          窪田 聖一氏(愛蝶会)

        「カラフトヒョウモンの減少と環境変化」
          永盛 俊行氏(北海道教育大学非常勤講師)

16:30~17:30  チョウ類保全協会の活動報告
        「日本チョウ類保全協会による、絶滅危惧種の保全活動」
          日本チョウ類保全協会事務局
           ヒメチャマダラセセリの保全の取り組み
           ツシマウラボシシジミの回復状況、
           フサヒゲルリカミキリの取り組みほか

17:30      閉会

今回は、2つのテーマを取り上げます。
 ひとつ目では、日本の自然保護の現状とこれからの展望を取り上げます。日本
では自然保護活動は1950年頃に始まり、これまで70年にわたって様々な取り組み
が行われてきました。全国各地で大規模な開発事業が見直されるなどの成果が
あった一方で、それでもなお、多くの自然が失われ続けています。時代ととも
に、自然を取り巻く状況は大きく変化し、自然を守るために必要な取り組みも変
化しています。今回は日本自然保護協会で、長く日本の自然保護の取り組みを進
めてこられた横山隆一氏に、これまでの日本の自然保護の取り組みを振り返って
いただくとともに、今度さらに発展させるにはどのような活動が重要なのか、ご
提言をいただきます。また、日本野鳥の会の遠藤孝一氏には、オオタカなどワシ
タカ類の専門家として、指標種を通して自然保護の仕組みを作り続けてこられた
ご経験のなかからの、成果と課題についてお話をいただく予定です

 二つ目では、チョウのモニタリングを取り上げます。チョウの生息状況の変化
については、これまでの集いでもたびたび取り上げてきました。近年では絶滅危
惧種だけではなく、身近なチョウでも減少が進んでいることが各地で明らかにさ
れつつありますが、こうしたチョウの個体数や分布の変化がどのような理由で起
こっているのか、調べられ、紹介される場面は決して多くありません。今回、窪
田聖一氏からは、愛媛県における長期的なモニタリング調査の結果から明らかに
なったチョウ類の変化及びその要因について、永盛俊行氏からは、北海道で近年
個体数の変動が大きくなっているカラフトヒョウモンの現状について、それぞれ
の状況をご紹介いただきます。
 また、協会で取り組んでいるヒメチャマダラセセリやヒョウモンモドキ、ツシ
マウラボシシジミ、フサヒゲルリカミキリなどの保全の状況についても、ご報告
する予定です。

 なお、終了後にはテーマ別の懇親会を予定しています。演者の皆さんもまじえ
て、親睦を深めるとともに自由に話ができる機会になればと考えています。詳細
は、当日ご連絡する予定です。

●参加方法・お申し込み
 zoomウェビナーを利用したオンライン開催です。ネットに接続できるパソコン
またはスマートフォンが必要です。事前にzoomをコンピュータまたはスマート
フォンにインストールする必要があります。

 参加費は無料で、どなたでもご参加できますが、事前の参加登録が必要です
(先着450名まで)。
 下記より参加登録をお願いいたします。

【Web参加登録】 は LinkIconこちら